対人賠償は誰のための保険?

自動車保険の内容には、さまざまな項目があります。
その中でも最も基本的で重要な項目とされるのが、対人賠償です。
この項目は、自動車事故が起きたときに、他人を死傷させてしまい、法的な賠償責任を負うことになった際に、その賠償額を保証するというものです。
この項目が補償する対象となるのは、歩行者や相手車両の搭乗者のほか、自分の車に乗っていた他人になります。
他人というのは、生計を別にしている人のことです。
たとえば、親元を離れて、自分で生計をたてて暮らしている子どもが、親の運転する車に搭乗していて事故に遭い、怪我をした場合は補償の対象となります。赤ちゃん03
ですがもし、同じ子どもが親と同居し、一つの生計のもとで暮らしていた場合は、補償の対象にはなりません。
また、通常この保証は、賠償額が無制限となっている場合がほとんどです。
というのも、事故を起こして、被害者が高度な障害を負ってしまったり、死亡した場合に、加害者が高額な賠償責任を背負うことになるケースが非常に多いために、賠償額の上限を設けないことが一般的となっているからです。
なお、賠償額に上限が無いといっても、裁判などで決定された賠償責任を超える金額が支払われることはありません。